STORY
“ようやく死の境界線が破られた。私の身体は地中に埋められ、復活の時を待つ”
小説家ステファノは、妻アレッサンドラから中古のタイプライターを贈られた。中にはインクリボンが残されたままで、巻き取られたリボンには【Kゾーン】という謎の言葉が刻印されていた。ステファノは専門家の意見を求め、大学にケージ教授を訪ねた。教授は、【Kゾーン】を発見したのはパオロ・ゼダーという人物で、その場所では昔、死者と接触できると信じられていたという。次いでステファノは、タイプライターの持ち主だったコスタ神父を教会に訪ねるが・・